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高岡市M様邸 竹垣設置作業

2020/02/03 Mon / Category 2020 制作事例 現場作業

全国的に暖冬と言われていますが、富山も平地では全く積雪がなく気温も真冬にしては暖かい毎日です。

そんな中、高岡市M様邸にて行った竹垣の設置作業の様子をお伝えいたします。

もともとお庭に設置されていた御簾垣(みすがき)が経年劣化により古くなったので新しいものに取り換えました。

まず、御簾垣(みすがき)とは何??と思われている方が大半だと思いますので、簡単にご説明します。

御簾垣(みすがき)とは主に庭の境界を仕切ったり、目隠しに用いられる竹垣の名称です。

簾(すだれ)の様な形状をしていることから、このような名称となっています。

竹垣全般的に言えることですが、大きさや形状などは地域やお庭の形態、施工者の意図またはお客様のご要望などによって異なり様々な形状のものが存在します。

本題にも戻ります。

まずは、寸法通りに竹を切断し、1本1本竹を綺麗に洗い、汚れ落とします。

IMG_4845

そして、柱を立て、竹を組んで、結束し、設置完了です。(大変申し訳ありませんが、こちらの画像がありません…撮影していたつもりが……汗)

↓古い御簾垣(みすがき)です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

↓新しく設置した竹垣ですOLYMPUS DIGITAL CAMERA

完了です。

今回は4寸竹という規格の竹を使用いたしましたが、天然の竹なので若干太さが違ったり、曲がりや反りがあるものがあります。その天然の素材の良さを引き出し竹を組んでいくところに苦戦いたしました。

スタッフ一同、御簾垣(みすがき)の意味合いを理解し、常に完成図をイメージしながら取り組みました。

このようなお仕事をさせていただいたことに心より感謝申し上げます。