1月は例年稀にみる穏やかな気候が続きましたが、2月になると早速寒波が到来し、いつもの雪国富山らしい気候になって参りました。
気温が低く、雪のある冬場を毎年経験しているせいか、1月の気候はありがたいものの、少し不安な気持ちになりました。
さて、今回は北陸はもとより、日本を代表する庭園でもある、お隣の石川県金沢市にある兼六園のライトアップを見に行ってきましたので、紹介したいと思います。
兼六園では、1月31日より2月9日まで17:30〜21:00の間ライトアップが開催されており、期間中は無料で解放されております。
まず目に飛び込んできたのは、兼六園のシンボルでもある、徽軫灯籠(ことじとうろう)、国内最大の霞ケ池、そして見事な枝ぶりの唐崎松。
唐崎松には数百本はあると思われる縄で雪吊りが施さられていました。全てがライトアップされており、幻想的な世界が広がっていました。
それは実に見ごたえがあり、まさに『圧巻』でした。
徽軫灯籠(ことじとうろう)を代表する石造品の『美』、霞ヶ池の水や流れの『美』、唐崎松を代表する樹々の『美』その三つの『美』が重なり、ひとつの冬の『景』を生み出していました。
日本が誇る素晴らしい兼六園の景をさらに多くの方々に見て、体感していただきたいものだと思いました。