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御神木の剪定

2017/04/14 Fri / Category 2017 現場作業

安定した気候が続くなか、地元の神社の御神木のエノキ(地元ではヨノキ)の剪定を行いました。

その様子のビフォアー・アフターをご紹介いたします。

現場は周囲が田んぼに囲まれていています。

枝や葉が田んぼに落下し田植えや、お米の収穫の妨げにならないように整枝剪定を行いました。

写真にはありませんが、清酒を根元に撒き、清めてから作業に取り掛かりました。

作業前の写真です。枝は写真で見ると細い線のようですが、実際は腕くらいの太さがあります。

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完了です。

下枝を落とし、かなりすっきりしました。また、枝先を詰めて樹冠を保ちました。

これからも地元の御神木として地域を見守っていって欲しいです。

感謝の気持ち

2017/04/11 Tue / Category 2017 お知らせ

全国都市緑化よこはまフェアで授賞した金賞につきまして、たくさんの方々より早速のご祝辞を頂きましてお心遣いうれしく感謝申し上げます。

このような栄誉ある賞をいただけましたのも、ひとえに皆様のお力添えの賜と心よりお礼申し上げます。

『社会的に価値ある仕事』を信念に、今後とも皆様のご期待にお応えするよう日々精進してまいる覚悟でございます。より一層のご支援ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

変わらぬお引き立てをよろしくお願いいたします。

株式会社本田庭園 代表取締役社長 本田準一

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花壇改修工事 高岡市 M様邸 

2017/04/07 Fri / Category 2017 制作事例

富山県では桜の開花宣言も発表され春本番と言いたいところですが、この週末は雨の予報ですね。

雨の日の桜は『雨桜(あめざくら)』というそうで、雨桜を楽しみましょう。。。

さて、今回は高岡市M様よりご依頼があった花壇まわりの改修作業の様子をご紹介いたします。

『とにかく雑草を抑制して手間の掛からないようにして欲しい。』というご要望から花壇のまわりをマサ土(固まる土)を敷き均しました。

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↑こちらが作業前の様子です。花壇まわりそして花壇内も雑草で荒れています。

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花壇内の雑草を根こそぎきれいに処理し、花壇を縮小しました。そして花壇内の土壌も改良いたしました。

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マサ土(固まる土)を花壇周りに敷き、木コテで均一に均していきます。

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霧状の水を2回に分けて掛けます。

ただ水を掛けるのではなく、やさし~く均一に水を散布するといったコツがあります。(意外と難しいです。笑)

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そして、完成です。

花壇内の植栽はM様のご要望のナンテンの赤、白です。

『土間コンクリートだったら素っ気無いし、砂利敷きだと庭の利用用途が。。』などなどで雑草対策でお悩みの方がございましたら、自然の風合いを演出できるマサ土(固まる土)はいかがでしょうか。

いろいろなご提案をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

臨海山居 迎波亭 作品動画公開です。

2017/04/06 Thu / Category 2017 お知らせ よこはまガーデンコンテスト 制作事例

どうぞ、動画ではございますが楽しんでください。

臨海山居 迎波亭 解説

2017/04/06 Thu / Category 2017 よこはまガーデンコンテスト 制作事例

第33回全国都市緑化よこはまフェアに象の花パークに展示中の『臨海山居 迎波亭』の簡単な解説と写真を紹介いたします。

前回もブログに記載しましたが、『ストーリーのある庭造り』を第一に考えました。
そして今回の都市緑化フェアよこはまのテーマは『もてなしの庭』と言うことで、その事を意識し立案から作庭まで取り組みました。

 

それでは会場に行った気分で御観覧ください。

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向かって右側に聳え立つのは灯台を模した城積みです。その上に乗っている石灯篭は北陸の庭代表の『兼六園』の琴柱灯篭(ことじとうろう)になります。

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左側のインパクトのあるソテツ群は海辺のイメージを彷彿させます。

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迎波亭は『海辺の路地』といったコンセプトなので硅砂(白く粒子の細かい砂)を敷き砂浜をイメージいたしました。

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海から訪れる客人が足を洗うための水桶です。柄杓を取やすくする為に柄杓置きの位置を高めにいたしました。

その隣に据えてある灯篭は袖口灯篭(ワニ口灯篭)と言います。そこにガラス玉を吊り下げ、現代風に海辺のイメージを演出いたしました。

また、水桶の後ろの壁は版築(はんちく)土塀と言い、土または砂を何層にも分け、人力で転圧し作成した土壁です。

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そして、水桶で足を洗い飛び石を渡って行くと腰掛待合があります。

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腰掛待合からお茶室に向かう路地には蹲(つくばい)も据えてあります。

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客人をお茶室に招待し、お茶をさし上げます。IMG_0351

『どうぞ、お召し上がりください。』

 

以下が『臨海山居 迎波亭』の平面図・立面図になります。

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以上、簡単な説明でした。